◇ ― エピローグ ― ◆

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調造「…新佐古探偵事務所で再び一緒に暮らし、共に様々な謎に挑んでいく!!…と出たぞ!」 調造の言葉を聞いた探偵達は一斉に、所長・南条の顔を見た。 南条「オホンッ!…これは所長命令よ!!…みんな荷物まとめて、今すぐ新佐古探偵事務所に集まりなさいっ!!」 探偵達「おーっ!!」 南条が言うと、全員大きな返事をして、勢いよく探田邸を後にした。 南条「"第六感"的中しましたね!探田さん!!」 調造「ホントだな…それと、あともう1つ見えたことがある…」 南条「え?何ですか?」 南条が笑顔で聞くと、調造も笑顔で返した。 調造「みんなが再集結した探偵事務所の所長は君じゃなくてわしだ…」 南条「…え??」 調造「あれ?当たってないのかのー…あぁー当たってなかったら自信無くしてしまうのー…困ったのー…」 調造は人差し指を唇の下に当てながら言う。 南条「(このジジイ、分かってて言ってたんかい…)」 南条は沸き上がる怒りを抑えて冷静になった。 南条「(でも、どうせみんな戻ってくるなら前と同じがいいよね♪)」 調造「どうなんだ?南条?」 南条「的中です!探田さん!今日から新佐古探偵事務所の所長は探田調造さんです!!」 [翌日] 《新佐古探偵事務所》 調造「よぉし!みんな集まったな!!…今日は新佐古探偵事務所の再びの門出の日だっ!!」 探偵達「おぉーっ!!」 テーブルには調造と探偵達、菜月とテンスターと五十嵐も座っている。 チワ太郎「………」 調造の足元にはチワ太郎もいる。 調造「まぁ、門出と言ってもまだ依頼も来とらんみたいだがな…」 南条「そこで!!」 国本「え……?」 …と、南条はいきなり国本を立たせると… 国本「ちょ、ちょっと…」 南条「いいから!!」 …体重計の前に立たせた。 南条「門出を祝って、まずは国本くんのダイエット成功の成果をごらんに入れましょう!!」 国本「え??うわぁ!!」 国本が無理矢理体重計に乗せられると、全員体重計の目盛りに集中した。 皆「…………え?」 そして、目盛りを見た全員がその結果に絶句した。 南条「…これ、どーゆーこと?」 国本「…え?いや、これは…」
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