◇ ― エピローグ ― ◆

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南条「めちゃくちゃ増えてるじゃない!!何か食べたでしょ!!」 南条に問い詰められた国本は… 国本「敵を倒した安心感で油断して…あそこの棚にあったお菓子食べました…」 …正直に白状した。 南条「やっぱりね…てか、あそこの棚??」 国本「う、うん…」 南条「あそこって…」 南条はそう言って、調造の足元に目をやった。 チワ太郎 「あぁ、いかにも俺の餌だな!あそこにあるのは!」 国本「えぇぇぇ~っ!?」 国本は自分が食べたものがドッグフードだと知り、絶叫した。 早坂「お前バカだな~(笑)」 渋澤「こんな体重増えるくらいドッグフード食べたのか?!」 草川「相当お腹が空いていたんでしょうね…」 菜月「ホントね、おかしい…(笑)」 枕元「普通気づくやろ!(笑)」 ダニエル・クリスティ 「HaHaHaHaHa…」 Xダーク 「電気をつけるとバレてしまうと考えて、暗闇の中で食べたから気づかなかったんじゃないか?」 テンスター 「暗い闇の中でドッグフードをむさぼり食う男…なんかシュールですね!」 五十嵐 「でも気づかなかったってことは、それだけ旨かったってことだろ?」 五十嵐はそう言って、棚からドッグフードを取り出して口に運んだ。 五十嵐 「うげぇ!マズっ!!」 五十嵐はすぐに顔をしかめながら、それを吐き出した。 早坂「え?そんなにマズいのか?!うげぇ!ホントだっ!」 枕元「次は俺や!うげぇ!ホンマにこれ食べたんか!?国本ちゃん!!」 草川「どれどれ…う!これは…」 渋澤「これは気づくだろ…普通…」 ダニエル・クリスティ 「Oh!No!」 南条「コラ!みんな!チワ太郎の餌を食べないでよ~っ!」 チワ太郎 「俺の飯返せ!俺の!」 枕元「もうちょっとだけ…」 南条「コラ!ちょっと何くせになってんのよ!!」 パシッ! 枕元「いてっ!」 Xダーク 「俺もまだ食べてないぞ…」 南条「こら!Xダーク!こらこらこらぁ~!」 騒がしい探偵事務所の様子を、調造は微笑みながら眺めていた。 調造「わしには見える…"第六感"で見えるぞ…これから先もずっと…こんな平和な時間が続くとな…」 ズズズー…。 そう満足そうに呟いた調造は、茶柱の立ったお茶をすすった。 (おわり)
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