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南条「めちゃくちゃ増えてるじゃない!!何か食べたでしょ!!」
南条に問い詰められた国本は…
国本「敵を倒した安心感で油断して…あそこの棚にあったお菓子食べました…」
…正直に白状した。
南条「やっぱりね…てか、あそこの棚??」
国本「う、うん…」
南条「あそこって…」
南条はそう言って、調造の足元に目をやった。
チワ太郎
「あぁ、いかにも俺の餌だな!あそこにあるのは!」
国本「えぇぇぇ~っ!?」
国本は自分が食べたものがドッグフードだと知り、絶叫した。
早坂「お前バカだな~(笑)」
渋澤「こんな体重増えるくらいドッグフード食べたのか?!」
草川「相当お腹が空いていたんでしょうね…」
菜月「ホントね、おかしい…(笑)」
枕元「普通気づくやろ!(笑)」
ダニエル・クリスティ
「HaHaHaHaHa…」
Xダーク
「電気をつけるとバレてしまうと考えて、暗闇の中で食べたから気づかなかったんじゃないか?」
テンスター
「暗い闇の中でドッグフードをむさぼり食う男…なんかシュールですね!」
五十嵐
「でも気づかなかったってことは、それだけ旨かったってことだろ?」
五十嵐はそう言って、棚からドッグフードを取り出して口に運んだ。
五十嵐
「うげぇ!マズっ!!」
五十嵐はすぐに顔をしかめながら、それを吐き出した。
早坂「え?そんなにマズいのか?!うげぇ!ホントだっ!」
枕元「次は俺や!うげぇ!ホンマにこれ食べたんか!?国本ちゃん!!」
草川「どれどれ…う!これは…」
渋澤「これは気づくだろ…普通…」
ダニエル・クリスティ
「Oh!No!」
南条「コラ!みんな!チワ太郎の餌を食べないでよ~っ!」
チワ太郎
「俺の飯返せ!俺の!」
枕元「もうちょっとだけ…」
南条「コラ!ちょっと何くせになってんのよ!!」
パシッ!
枕元「いてっ!」
Xダーク
「俺もまだ食べてないぞ…」
南条「こら!Xダーク!こらこらこらぁ~!」
騒がしい探偵事務所の様子を、調造は微笑みながら眺めていた。
調造「わしには見える…"第六感"で見えるぞ…これから先もずっと…こんな平和な時間が続くとな…」
ズズズー…。
そう満足そうに呟いた調造は、茶柱の立ったお茶をすすった。
(おわり)
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