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二式複座戦闘機「屠龍」
第二次世界大戦時に活躍した、大日本帝国陸軍の戦闘機
愛称は屠龍
連合国が付けたコードネームはNick
開発の経緯
1930年代に各国で万能双発戦闘機開発競争が激化していた。
理由としては以下の物があった。
・双発機は単発機より航続距離が長く、遠距離戦闘機的な運用が出来る。
・運動性は単発機に劣るが、エンジンを二基積む事で単発機を超える高速が狙える。
・偵察機や爆撃機としての運用も行える。
この風潮に乗った日本陸軍は、各航空機メーカーに開発を命じた。
紆余曲折を経て1942年に二式複座戦闘機として正式採用された。
実戦
二式複座戦闘機は各戦線に配備されたが戦闘機部隊では評判が悪かった。
二式複座戦闘機が最も活躍したのは本土防空戦だった。
特に八幡製鉄所を防空地域としていた飛行第4戦隊は、対大型爆撃機の部隊としては日本一の精鋭と称され数多くのエースパイロットを輩出した。
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