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あなたは多分今日も 普通に仕事して 普通に笑って 普通に、ごく普通に生きてるんでしょう ただ単純に ひとりに送還されただけなのに 普通にも仕事できず 普通にも笑えず 普通に、ごく普通に生きることができない私は おかしいのでしょうか? 記憶の中にヘドロのように堆積し 流動性を無くしたあなたが 私のココロを締めあげているロープになってるなんて 想像できないでしょう ほら、また今日も 『ごく普通の非日常性』
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