七星物語

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千年もの年月が流れ、人々は戦争の恐ろしさや苦しみを忘れ、魔族の存在も空想のものとされるようになった 人類が発展を続ける内に民族間の確執やいざこざが生じ始めた それを治めるために各国の元首により、話し合いが設けられた その結果、世界政府という組織が作られた 世界政府という新たな勢力の出現により表面上は解決されたように見えたが、民族間の隔絶は消えてはいなかった 初めは小さなものだったが、その隔絶が次第に大きくなり、ついには大陸全土を巻き込んだ大きな戦争へと発展していった 世界政府が止めようとするも、一度爆発した怒りや不満は収まることはなかった そして歴史は繰り返される 単なるお伽話のはずだった七星の騎士が復活した 住む場所も思想も違う七人が神に導かれ、知らず知らずに引き合わされた 千年前とは違う形で七星の騎士は世界を救うべく立ち上がった そして、世界は再び七星の騎士によって救われた しかし、今度は人類同士の争い 被害は大きく、人々の心も環境も疲弊してしまった だが、世界政府と大国の努力により、少しずつだが、平和な世界が取り戻されていった   
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