出会いは必然に。

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「夢…か」 毎日のように俺はこの夢で起きる、時間は午後の2時、枕を汗で濡らし不機嫌そう起き机にある煙草を取り出しに火をつける。 ふぅ― 「怨みを晴らすって言われてもね~こんなニート野郎に怨みなんてねぇよ! あるとしたら仕事のないこの社会を怨みたいね!」 俺はニート歴三年、年中引きこもり、一人暮らしでアパートに住み、親の仕送りで何とか生きている。 自分を変えたいと何回も思って仕事の面接に行くがことごとく落とされ、気付いたら引きこもりになっていた。
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