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スタッフに挨拶をすませ、事務所である隣の隣の隣のコロニーに帰るため、シャトル発着場まで行くためのタクシーを探す。
美希の分の荷物もシュウが持ちながら、他愛もない会話を弾ませ道を歩く。
その時、シュウは何かの気配を感じた。
すごく嫌な予感がした。何かはわからない、しかし…
「なに・・・これ」
突然立ち止まるシュウに驚いて、そっちを見つめる美希。
「どうしたの? プロデューサー」
「外からの感覚・・・なにか、くるよ!」
感じ取った気配はコロニーの外から。そしてその気配の正体は、人でも、隕石でもなく…
刹那、コロニー全体をすさまじい衝撃が襲った。
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