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ああ、僕は今落ちてるのか。
上は吊橋、下は激流。
ということは僕、死ぬのか。
やっちゃったなぁ……好奇心に負けて吊橋渡るんじゃなかったなぁ……でも急に穴が空くなんて思わなかったし……。
僕みたいなのが乗っただけで壊れるなんて、相当昔からある吊橋だったんだろうなぁ……村の人だって噂してなかったし。
ていうか頭は普通に働くのに、落ちるのはすごいゆっくりだ。死に際のアレってこのことだったんだ。
でも、さすがに落ちたら痛いだろなぁ……しかも僕かなづちだし。助かる見込み0だよね、これ。
ああ……なんだかんだでもう水しぶきのかかる所まで落ちてる。これはもう限界かな。
最後に、取っておいた団子食べときゃよかった。
父上、母上。
今から、そちらに行きます。
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