森の館

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目を開けてすぐは視界がぼやけて何が何かわからなかった。 何度も瞬きを繰り返し、焼き付くような光にも馴れ始めて、ようやく視界も鮮明になる。 そして、僕が吊橋から落ちて最初に見たのは――― ―――僕の顔を覗き込む少女だった。
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