〈君のいない冬の空〉

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ずっと迷ってた。 どこに行けばいいかも、出口がどこかも分かんなくて苦しかった。 そんな時君が手を差し伸べてくれた。 でも僕は振り払った…誰も信じられなくて。 僕は人が怖かった…何をされるか、どこに連れて行かれるか分からなくて。 怖くて立ち止まってた。ココが一番安全だと思って。 それでも変わらずにずっと側で手を差し伸べる君を何故か信じてみたくなった。 君なら出口を知ってる気がして…
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