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松倉の温もりに浸っていると、
松倉は、ヒールを拾い始めた………
「あっ。ごめん。」
ヒールを揃え………私に渡してくれた。
「ありがとう。」
と、ヒールを床に置くと
松倉は、少し、しゃがんで肩まで、貸してくれた。
「急いだから、ヒール脱いじゃった。」
と、言いながら、ヒールを履いた。
「まあ、伊織らしいや。」と、
笑う松倉……………
この時の私は、松倉の事は何も知らなかった………
普通の恋人同士になると思っていた。
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