二人の時間
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大阪に着き…… 「うーん」と、背伸びをして、松倉が駅に降り………私もその後に降りた。 「伊織…」 「何?……」 前にいる松倉を見ると……後に腕を伸ばして 手を広げていた。 えっ。 「いいの?」 少し照れながら… 「いいに決まってるだろ。」 ゆっくり手を伸ばすと…… 優しく握り………… 二人で、ゆっくりホームを歩いた。
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