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こんなに近くに居るのに………
触れては、いけないの?
松倉は、私に触れたくないの?
そういう関係が、すべてじゃあない事は
分かっているのに……
「うん?伊織………?どうした?」
と、松倉は、目を覚ました。
「う、うん。何でもない……」
と、松倉に背を向けた………
「伊織……」と、背中から、抱きつき
腕を私の胸の前で、両手を重ねた………
えっ!ドキンッ!!
「松倉……無理しないで…」
「無理してないよ。俺が、
こうしたかったんだ………」
私は、松倉の腕に腕を絡ませた。
「松倉……ごめんね。」
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