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松倉は、起き上がり……
何か、気まずい……
「松倉……昨日は、………」
と、言いかけた私は、力強く引き寄せられ………
「あっ。」
倒れ込む様に、松倉の胸に飛び込んだ……
ドキンッドキンッ…半端ない鼓動………
「…………松倉?」
「伊織……ありがとう。」
と、私をキューッと抱きしめた。
「ありがとう?って」
と、彼の顔を見上げた………
「嬉かった、キスしてくれて………。」
私は、一瞬で顔が赤くなっていった。
松倉が私を見つめた………
あっ。ドキンッ……鼓動が加速…………
昨日までと少し違う自分に自信を持った松倉が、目の前にいる…………
「伊織………キスしようっか?」
えっ?
と、思った瞬間………
松倉は、私の唇を奪っていた。
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