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少しずつ
まあ、会社で会う事はないので、彼の事は忘れていました。
そんなある日、仕事で残業をして上司が頑張った私達にご飯をおごってくれる事に、残業したのは、私と紗英ちゃん、橋沢さんでした。
ちょっとリッチなイタ飯屋さん、普段来れそうにない店でした。
みんなで乾杯。
ワインを飲んでテンションが上がりぎみの橋沢さんが上司に、 「私、中山さんにフラれました。」
上司は、当たり前のように「あいつは、今、新垣と付き合ってるからな~」と、
橋沢さんが「新垣?千里ですか?」と聞き直した。
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