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「パチュリー様はアリスさんを待っていたんですよね?」 「そうよ。それがどうしたの?」 「さっきアリスさん館の中に入りましたよ?」 「入れ違いになったのね。それじゃ美鈴をからかってる場合じゃないわね。」  パチュリーは館の中へと戻ろうとした。 「待ってくださいパチュリー様!」  その声に気付いて美鈴のほうを振り向く。 「何、美鈴?アリスを待たせる訳にいかないから手短にね。」 「今日は一体何があると言うんですか!?いきなり門番やらされたり、みんなは昔の服を着ていたり!」  パチュリーも紫を基調とした昔着ていた服を着ていた。  パチュリーは少し悩んでから口を開いた。 「・・・あなたはここまでヒントもあるのに何もわからないの?」
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