01:初日

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や、やばいっ!ほんとに遥に殺されるっ!! あの子の起こったときの形相は…うわーん!想像しただけで寒気がああ… そーいえばさっきの人「銀学の生徒か?」って…もしかしてあの人銀学の先輩だったのかなぁ? 怖いそうな人だったけど… 学校でもし会ったらもう一回ちゃんと謝っとかなきゃな… ━─…‥日向が去った後 「ふっ、焦りすぎだろ。ありがとう…か。使うトコ違くねぇか?くくく、まぁ面白い新入生が来たな。」 静かに男はつぶやいた。 「あ、響ーっ♪あっれー?どうしたの?響が笑ってる…めずらしいなぁ♪今の子がどうかしたのー?」 日向と入れ替わるタイミングで男が2人、歩いてきた。 「あ?あぁ。いやぶつかっただけだ。それよりあいつ…。よし、決めた。」 「うん?…あ!そっかぁ、響が興味持った子かぁ♪ちょーっと楽しくなりそうだね!」 「くくっ。まぁ…楽しみは後にとっとくもんだろ?」 「…響。今、ちょっと悪い顔だったぞ?」 「まぁ、気にすんな。後でわかるさ。じゃあ、かったるいが始業式だからな。学校行くかー…。」 「うん♪」 「あぁ。」 そう言うと3人は日向が走っていった方向とは逆に歩き始めた。 「あ、そーいえば…あいつ…高校の場所わかってんのか?」
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