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彼の担当は、壁紙を貼ること。
初めに、台所をやり始めたらしいのだが…
風呂場の鏡のある壁紙をやり始めたが、視線を感じるのだ。
明らかに、殺意のある視線…
周囲を見渡すが、自分以外に誰も居ない。
気のせいと言い聞かせて作業を続けた。
次第に、殺意を込めた視線は強まり、気配さえしてくる。
流石に、気味が悪くなった彼は目の前の鏡に、目を移した…
声もあげれないほど、恐怖を感じたと言う。
鏡越しの女性は、青ざめた表情で正気を感じなかったと言う。
眼差しは、殺意に満ちていて、このまま作業を続けていると殺されると感じる程の視線だった。
危険を感じた彼は、作業を中断し仲間の居る場所に向かって、今までの出来事を話した。
他の作業員も、同様の視線を感じたみたいで、気味が悪いと言った。
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