呪怨の家 その後2

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あれから3ヶ月が経つ… 全ての御祓いも終わり、漸くあの家とも関係が切れたと安心していたのだが… ある日、仕事の帰りに同業者の知り合いにあった。 『久し振りですね… 橋本さん』 と私は声をかけた。 『千ちゃん、久し振りだね… 元気だったかい?』 と橋本さんは、答えた。 我等は、最近の話や雑談をした。 『最近さ… 引っ越しが、多くてさ… 同じ家の引っ越しに、3回も行ったんだよ! 全く、何なんだよ…ねぇ~ 何でも、出るんだってさ… 幽霊が… 笑っちゃうよね…(笑) 俺なんか、見えるから怖く無いけどな…(笑)』 と橋本さん 『へぇ~ 橋本さん見える体質なんだね… 凄いですねぇ… 羨ましい、俺なんか見たらびびって腰抜かしますよ…』 と返した。
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