憑依

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自衛隊を引退(現在予備自衛官)して5年たったある日。 めったに実家に、行かなくなった為に同窓会の手紙が届いても、全く気付かない。 いきなりの同級生から電話! 「ひさしぶり! 元気か? 同窓会の手紙の返事が、来ないから死んでるかと思ったよ(笑)」 と、笑い声で話す友人。 「おぉ!ひさしぶり! 死んじゃね~よ(笑) 全く、実家に帰らないから気付かないかったんだよ… それに、多分行かないし…」 と応えた。 「やっぱり来ないか~(笑) だろうと思ったよ。」 とあっさりの友人。 学生時代は、いわゆる不思議君みたいな存在だった為、余り社交的ではなかったのだ。 霊が見える? 嘘だろう? 見える訳無いやん(笑) 今何処にいる? 俺に、幽霊憑いてる? 当たり前の反応だろう… それが、イヤだったのだ。 そうかと思うと、心霊スポットに行って来たが、憑いてるか? 見てくれなど… 調子が、良すぎるのが気にいらなかった事もあり、得て距離を置いていたのだ。 だからね… 行くわけが無い! 友人とたわいない話を、しばらくしていた。
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