憑依

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「そう言えばさ~(笑)  霊が憑いてるか? 見てくれって、あんまりしつこいって言って、即興の呪文で、誤魔化してたよな? 後で真相聞いて笑ったよ(笑)」 と、話す友人。 「あぁ~ あれか・・・ ホン カタテ ナリキリソワカ・・・ だろ?」 「それそれ(笑) 正確には 本片手、なりきりそうか? だったなんて笑えるよ! 相手は、真剣に聞いてたし・・・(笑)」 笑いが止まらない友人。 「余りにしつこいし、結果真剣にしても また、心霊スポットに行くんだろ? アホらしくて、マジにやってられるか!(笑)」 笑いながら答えた。 「でも、結局卒業後・・・ 精神病院行きだろ?」 「仕方無いさ… しっかり、女性が憑いていたからな・・・ あれじゃ、社会復帰は無理だわ」 あっさり答えた。 「助ける事、出来なかったのか?」 と友人 「はぁ? 助けるも何も本人が、望んで行ってる以上! 無理だわ… 」 と私は言った。 「あれって、結構金かかるらしいな?」 少し真剣に聞いて来た。 「そりゃあ、かかるだろう? 命を失う事だってあるからな… そのリスク代だろ~」 俺は、お断りするね(笑)
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