呪怨の家 その後2

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『あの~ そろそろ、帰りますね…』 と言ったものの、身体が動かない。 すると… 耳からではなく、頭の中から囁く声が聞こえる。 『貴方の友人が、楽しく知りもしない私の話をしてるでしょ? 話を聞いていきなさい!』 という声が聞こえてきた。 勿論、笑いながら首を絞めている女性からの警告だ。 当たり前の話だが… 噂話を、自分が見たかのように話すのは、如何なものだろうか? 忠告は、出来無い… 女性に、首をつかまれて肝心な話が出来ない状態だから。
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