憑依

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幸は、軽く話してくれた。 「詳しくは、言えないし個人情報だからな… あの場所は、元々開拓して大きな街になるはずだったんだ 当初はな… 手始めに、大きい場所を確保して家を建てて、売り出した訳だ。 少しずつ道などの、改築工事など進んでいた矢先の出来事だったらしいのだ。 ある家の経済的事情で、いきずまったらしくてな… 会社は、倒産! 買ったばかりの家のローンなどで、いつも揉めていたみたいだったって… 近所の話ではな… ある日の夜、大きな物音がしてたらしいが、毎度の事だと気にもしなかったらしいんだ近所の人達はな… いろいろ、トラブル続きの家にわざわざ関わる物好きは、いないさ… その日、以来物音一つしない日が続いたみたいでさ! 気味が悪いと、噂してたら… 夏の暑い日に、異臭騒ぎで近所の人達が、警察を読んで発見したみたいだ。 ところが… 問題は、それだけじゃ無かったんだ。 元々、墓地だった場所を半ば無理やり建て売り住宅地に、していた事が新たに発覚! 不動産屋は、敗訴して家を買う予定だった人達と、住んでいた人達は全員移ってしまったと言うわけよ。 当然、負債を抱えた不動産屋は破綻! 一家心中してしまったらしい。 破格の値段で、いろいろ物件が回ったらしいが、結局廃墟になった! 重なる出来事から… 心霊スポットとして、噂を聞いていろいろと、探検しに来た奴らが不慮の事故で、亡くなった方が多いので、今じゃ誰も近づいかない場所だ。 お前が、行こうとしている場所はな…! あの曰わく付きの家で、みんな怪我したじゃね~ まだ、懲りて無いのか? しまいにゃあ、死ぬぞ… お前! 止めとけ! 行っても意味はない。」 心配そうに、言ってくれた。 「わかった、わざわざ悪かったな… また、連絡するよ…(笑)」 少し笑いながら、電話を切った。
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