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そして夜、私が夕飯の支度をしに、キッチンで料理をしていると、後ろから龍に優しく抱きしめられた。
「…?
……龍?」
私は呟いた。
『ワリィ……お前の後ろ姿見てたら、急に抱き締めたくなって…』
龍が私を抱き締めながら言ってきた。
「…ねぇ龍…。
やっぱり何かあったんでしょ…
いつもの龍じゃないもの。」
私がそう言うと、龍は私から離れて後ろ向いた。
『…いや………何でもねぇ。ごめんな?心配かけて。』
そう言うと龍は、リビングに戻って行った。
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