・:*:・゚'第一章.・:*:・゚'・

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そして夜、私が夕飯の支度をしに、キッチンで料理をしていると、後ろから龍に優しく抱きしめられた。 「…? ……龍?」 私は呟いた。 『ワリィ……お前の後ろ姿見てたら、急に抱き締めたくなって…』 龍が私を抱き締めながら言ってきた。 「…ねぇ龍…。 やっぱり何かあったんでしょ… いつもの龍じゃないもの。」 私がそう言うと、龍は私から離れて後ろ向いた。 『…いや………何でもねぇ。ごめんな?心配かけて。』 そう言うと龍は、リビングに戻って行った。
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