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すると、店長が声を掛けて来た
「お前さん…悩んでるようだな、どうしたい？」
「あぁ…実は…ｲﾁｺﾞｾﾞﾘｰが…買えないです…これから…ﾗｳﾞｧ戦だと言うのに…ﾗｳﾞｧさえ倒せば…金銀財宝やっほう的状況になれるのに…」
「そうかい…お互い様だねぇ、若造！」
「え…？」
店長は、並べてあるﾏｽｸの数々を眺めた
「そりゃあ、新装備が黒星で発売！となりゃあ、誰もが沸き立つだろうよ、それがぁ人の性ってもんやね。ｲｲ装備なら、売れるやろうし、悪い装備なら、売れないやろうし。けどな、若造。そいつぁ、買ってみるまでわかんね。わかんねんだよ、若造。」
「…はい。しかし、おやっさんの場合は…なぜこんなにも膨大な量のﾏｽｸを…初めに買ったときに気付かなかったのですか？『色々ﾐｽっちゃってる系』の装備だと」
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