こんな俺は選ばれしマソ!?

3/7
前へ
/20ページ
次へ
「まぁ、それは紳士として当然だ!はっはは」   「単純じゃのう……まぁ、お主には是が非でもスーパーマソになってもらわんと困るのじゃがな」   なんか乗せられた気がするがいいか   俺は美女の頼み事は絶対に断らない主義だからな!   コイツの場合は美幼女だが   だがしかし、白く長い髪に整った顔立ち、そして深紅の瞳……将来が楽しみだな   しかし、コイツ可愛いな……へへへ   はっ!?   いかんいかん! 紳士である俺がロリコンに目覚めそうになった!   美幼女恐るべし!   「何をにやけておるキモい」   キモくて悪かったな   俺はこうみえてもモテるんだぞ!   一定方向に……   これは口にだすと色々と大変なので心にとどめておく   てか、まだ寝ているのだろうか奴は?   起きたら、起きたで幼女がいるから大変なことになりそう   まぁ、今は目の前の幼女の話を聞くとしよう   「で、可愛いお嬢さんや、スーパーマソとは一体何だい?」   「そうじゃそうじゃ、本題はそっちであった!いいか、スーパーマソとは……」   「ゴクリッ」   「ワシの使い魔になるってことじゃ」   「えぇぇぇぇくぁwせdrftgyふじこ!?」   オーバーリアクションをする俺   「ワシの使い魔となり、人間界に紛れ込んだ異界の魔物を退治するのじゃ!」   「ちょ、ちょっ待てよ!」   別にキムちタクはいびんを意識してないからね!   「使い魔ってアレか!ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールが犬と呼んでいるアレか!?」   ゼロの魔法使いの犬になれと!?   いやこの場合はゼロ乳の幼女の犬ってか!?   「てか、なんじゃ、そのルイズなんとかって?」   「いや、なんでもないっす」   落ち着け俺!   てか、よくこんな長い名前覚えてるな   こんなオタクな俺にチーズとシャンパンを用意して乾杯しようか   嘘だけど   はい、最近嘘つきさんの話を読んで影響されてます   でも俺の名前はたつやでみーくんじゃないから、たっちゅわわわんなんだな   アハハハハハ   と現実逃避をしてみたけど   特に意味がないことに気付き、話を続けることにした   「で、使い魔になって異界の魔物を倒すってどういう事!?てか、いくら女の子の頼みとはいえ、非現実的すぎて信じられないんだが」   「そうじゃな、口だけで語って信じてもらえると思ってない、よし、論より証拠じゃ!ついて、こい!」
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加