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「教えてくれないんだ?雪が好きだからってわけじゃなさそうだしなぁ……」
「うん」
「気になるなぁ。…なんで??」
「どうせ自分は雪みたいに冷たいやつだとか思ったんだろ?」
「………湊……」
「…あ、まじ当たっちまったか。すまん」
「でも宗一郎はさ、雪っていうよりは太陽の光って感じだよね。それも春の柔らかい朝の光」
「……そうかな……」
「いいこと言うじゃん。っておい。なーに恥ずかしがってんだよ!お前に冬は似合わねーっての!」
「いたっ!もー湊痛いよ!……ふふ。ありがとね♪」
○終○
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