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そろそろ先生達の番だ。 小さなステージに二人が立つ。 先生がギターを弾きはじめた。 澄江さんがマイクを握り締め息を吸う。 鳥肌がたった─ 上手く言えないけど、何もかもが心に響いてきた。 マイクを握り締めながら、ギターを弾きながら見つめ合う二人… 絶対に入りこめない二人だけの世界。 二人を見て、先生への恋心に気付いた。 そして─この声には絶対に勝てない─という事も……
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