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ピピピ…ピピピ…ガチャン
朝から耳に着く目覚ましだ…
「ふぁ…」
俺は目覚めると部屋に良い香りが漂っているのを感じた
「おはようございます。」
ひまわりだ
あの事件以後、俺の義兄妹として一緒に住んでいる
この良い香りも ひまわりの淹れたコーヒーの匂いだろう
「ひまわり、今日も早いんだな」
俺はテーブルに並べられたシリアルとコーヒーを一瞥し、少なくとも俺よりは早く起きていただろうと思った
「…今日は初詣ですから。」
そうだ…今日は初詣に行く約束があった
俺は溜め息をつきながらひまわりの淹れたコーヒーを口に含んだ
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