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2015年12月8日ついに戦端が開かれた
3日前に日本領海内に侵入していた中国海軍北海・東海連合艦隊と日本第一・第二・第三艦隊が艦載機を飛ばし合い、ここに約71年ぶりの空母機動部隊決戦が幕を開いた
日本海軍空母「信濃」から最初の一機が飛び立った時刻は74年前に「トラ・トラ・トラ」がハワイで打電された7時53分だった
日本の艦載機パイロットは世界でも有数の腕を持つパイロット達で占められていた。以前アメリカ第七艦隊と模擬戦闘を行ったときは互角の能力を見せてくれた
だからもしかしたら一撃の下に勝利できるんじゃないか?と考えていたが、敵艦隊付近で空戦を行っているF-3 心神改からの通信はやはり苦戦を伝えるものだった
それはそうだろう
日本海軍艦載機パイロットの年間飛行時間を300時間としたら中国海軍艦載機パイロットは250時間である
つまり相手も技を磨きに磨かれた猛者達だということだ
いくら相手が第4.5世代機のSu-32だったとしても苦戦は免れなかったのである
しかし、20機(8機がF-35改)で初撃をかけた結果は駆逐艦1隻を撃沈、フリゲート3隻を大破させたというものであった
こちらも攻めた20機のうち3機が大破、6機が中破の大損害を被った
しかし敵機5機を落としたのが暁光であった
だが第一次攻撃は信濃のみから出したためまだ他に空母5隻分の全兵力と信濃の5分の4の兵力が残っている
総数約540機程である
対する中国海軍は全機数約140機の内5機を撃墜、大中小破は10機を数えた
中国海軍の空母2隻は明日の朝日を拝めるか微妙な情勢である
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