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モモ『おい。良太郎、鼻たれ小僧。知らないか』
ウラ『先輩、落ち着きましょうよ』
キン『俺が探してきてやる』
良『ちょ。たぶん、姉さんのところに』(笑いながら)
みんなが騒いでいると、扉がひらく
デネ『みんな、侑斗あめ。いるか?』
モモ『うるせぇ。自分で食ってろ』
デネ『ヒドイぞ』
モモとデネブが喧嘩をする。
良『みんな、落ち着いて』
良太郎があたふたする。ウラタロスとキンタロスは呆れる。
侑『デーネーブー』
デネ『おっ。侑斗、あめいるか?』
侑『食わん。おい、良太郎』
良『は、はい』
侑斗に呼ばれて良太郎がビクッとする。侑斗が良太郎に近付き、手を握る。
侑『行くぞ』
良『はい』
モモ『おい。出掛けるんだったら、鼻たれ小僧を探してくれ』
侑『無理だ。自分で探せ』
デネ『侑斗が冷たい……』
侑『デーネーブー』
侑斗の手を握っていた良太郎が、前に出て。
良『ちょっと、用事があるから出掛けてくる』
ウラ『……ん。いってらっしゃい。良太郎』
ウラタロスが何かに気が付き、モモタロスとキンタロスに『そのうち、帰ってくるよ』と言う。
侑『んじゃ、デネブよろしくな』
扉が開き、侑斗が良太郎の手を引き外にでる。
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