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「ちょっと、奏瑠!!!」
『なに~?』
中学生が化粧してったら変だよな~
まだ、お肌ピチピチやし♪
いや、でもな~
ん-・・・
と鏡を見ながら考えてると、キヨ兄が「聞いてる!?」って;;
「さっきからすごい話しかけてるんだけど!!」
『・・・ねぇ、キヨ兄。』
「なに、奏瑠!!」
さっきまで無視してたせいか呼ばれてすごい嬉しそうに返事をする。
『化粧って必要だと思う?』
「化粧?そんなの必要ないよ~奏瑠は化粧しなくてもスゴい可愛いんだから!」
『そう?ありがと。』
ニコッと笑って言うと、髪の毛を整える。
第一印象って大切だしね~
「どういたしまして♪って、そうじゃなくて!!」
そろそろ、話を聞いてやるか。
じゃないと、拗ねちゃうし♪
『なに~?』
「なにじゃなくて、なんで山吹中に入らなかったの!?」
『なんでって・・・』
ジーっと真剣に見てくる。
なんか可愛いな~
あっ、みんな忘れちゃダメだよよ~
僕、見た目は12歳の中学生だけど精神年齢は18歳の大学生だから☆
『キヨ兄がいるから。』
ニッコリ笑って言うと、ピシッと固まったような音が聞こえました。
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