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サンドイッチを食い終え
煙草に火を着けると
「太郎君、私も1本頂戴?」
『あぁ。ほらよっ。』
【沙希ちゃん!!高校生でしょ!!
太郎君も当たり前のように
あげないの!!】
『えぇっ!?煙草って16歳から
だろ!?』
「だよねぇ?!」
【違うから!!
それに太郎君は16歳に
なる前から吸ってるでしょ!?
沙希ちゃんも20歳前から
吸ってると
こんな大人になるよ?】
俺を指差すまさみ…
煙草に手を伸ばしてたのに
手を引っ込める沙希…
ナメられてる…?
『君達…叩いていい?』
【冗談よ☆
でも沙希ちゃん煙草は
ヤメた方がいいよ。】
『まぁ今日は構わんぞ。
俺が保護者代わりだが
煙草は吸って何のプラスも
ねぇぞ。』
「わかってる。
一応減らしてるから。」
【早くヤメれるといいね?】
「うん。」
『とりあえず珈琲もぅ1杯くれ。
珈琲飲んだら帰るから。』
「もぅ少しゆっくりして
いきなよ?」
『そうしてぇが
まさみがバイトなんよ。』
「そうなんだ…」
【また来るよ☆】
「絶対に来てね☆
ぢゃあ珈琲作ってくるね。」
『まさみ今日何時までよ?』
【今日は2時までだよ☆】
『んぢぁそんくらいに
迎えに行くわ。』
【大丈夫?】
『何が?』
【明日仕事でしょ?】
『あぁ大丈夫。
まさみ送った後で一郎達と
飲むからどっちみち
起きてるから。』
【そうなんだ?
相変わらず警察をバカに
してるよね…】
『俺は烏龍茶かもしれねぇ
だろっ!?』
【太郎君は100%飲む!!】
『飲まなかったら
今度脱水症状になるまで
吹かすからなっ!!』
「吹かすって何を?」
【沙希ちゃん?!?!】
『エンドレスに潮を…痛っ!!』
『何でもない…』
貫通したんぢゃね…?
今度まさみにスニーカーを
プレゼントしよう…
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