5章 麗子

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あれから遥ちゃんから連絡がこない 遥ちゃん昨日はうまくいったんかなー… 後輩「成宮さーんコーヒー飲みますかー?」 「あー?あぁ飲…」 その瞬間、ヒヤリとする何かが首に巻きついた気がした 「え?………っおぅぅぇぇ゙ーっ!!;;」 「おぃ…お前…昨日はどこへ消えた… そしてお前は俺に…何をしてくれたぁ~…?」 気のせいではなかった 声の主はやっぱり要だった… 「なっなんのことさぁ…?;」 「今さらとぼけるな!あいつが俺の好物が蕎麦と知ってる時点で お前とヤツが絡んでることはお見通しなんだよ…; オラ…吐けよ」 「ぎゃ!!;」 さらに締めつける強さが増す 今日こそ殺されるさぁ…; 「がっ要落ち着くざ!!;ぜっがぐの美人が台無…ぶはっ!!;」 「るせぇ…俺の顔に触れんじゃねぇよ…」 要は昨日のことでぶちギレモード全快… 言い表すことのできない殺気を漂わせ、まともに直視すらできない 「…いっぺん死ぬか?」 「成宮…絶体絶命であります;」 あと数秒で今日が俺の最期の日となる確信をした時だった…
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