夏休み最終日。

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お父さん 『 マサは今まで辛い経験をいっぱいしてきたんや。 大悟と付き合ってて、幸せなんやったらわしが反対する訳なかろうに。 マサはこれからいっぱい幸せになっていけばえんやでな。』 勝平おじちゃんの温かみ、忘れたりしないから。 お父さん 『 マサ、覚えてるか? 賢ちゃんの夢。 』 何か一回だけ聞いた事があるような気がする。 『どんな家族でも良い。 笑いや笑顔の絶えない家族にしたい。 これやった気がする』 今なら、この言葉の意味を理解してあげれる。 お父さん 『 そうや。マサが泣いてばっかりいたら、賢ちゃんの夢が叶わへんねんぞ。 やから、マサは笑って生きてこう。』 勝平おじちゃんはお父さんの事忘れたりしないでね。 『 …うん❗ 笑うよ。 どんなに辛い事があっても、くよくよしないよ。』 僕がお父さんの夢、叶えてあげるから。 勝平おじちゃんと約束して、おでことおでこをごっちんする。 昔っから、指切りより、約束する時はおでことおでこをごっちんするんです笑
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