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ある日
ある昼
ある館
ある執事室で………
「は、はじめまして由香と申します……」
ダークブルーの長い髪に
綺麗な漆黒の瞳をし
メイド服を着た
綺麗で可愛いらしい女の子がいいました
由香は白ヒゲの優しそうなオジサンに、一礼しました
白ヒゲは
「私は田中と申します。念を押して確認しますが、あなたが今回、坊ちゃまの専属メイドにつかれるのですかな?」
田中は優しく質問しました…………
「は、はひ!?…はい…」
噛んだ………
由香は緊張していたがしっかりしなきゃと思っていたが、どうしても慌ててしまう……
田中は優しく笑って
「深呼吸して下さい」
由香は言われたとおり
深呼吸をした
「落ち着きましたか?」
「はい……ありがとうございます!」
「それはよかった
このまま坊ちゃまの前にでたら、ドジッ娘メイドのレッテルを張られますよ」
優しそうなジジイから出るはずのない単語が出ましたが先に進みます……
「はぁ……??」
由香は首を傾げました
「心配なさらずとも坊ちゃまは心御優しい方でございますよ」
「そうなんですかぁ……」
だが由香はまだ不安で仕方ありませんでした
由香の頭の中には
ご主人様が変態でメイド好きでドSでエッチな方だったらどうしよう……
と今時そんな漫画にすらありはしない馬鹿馬鹿しい事を考え、不安になっていた……
「それでは坊ちゃまのお部屋にお連れいたします」
田中が由香を坊ちゃまの部屋に連れていく
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