主人

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「坊ちゃま…坊ちゃまの専属メイドをお連れしました」 田中はコンコンとドアを叩いた 由香は豪華そうな館を物珍しそうに見ている 執事室……いや入り口からずっとこの状態だ……… あれ……何?……落書き? 由香は絵画を見ていた 「入っていいよ、田中」 ドアが自動で開いた… 由香はビックリした 秘密基地!? と馬鹿なことを考えていた 「失礼します」 田中がいい由香もそれに続いた 「君が僕の……」 由香はご主人を見て 何処のNo.1ホストだとか Misterコンテストの優勝者だとか ハリウッドスター並の俳優だとか 反則的に容姿よしぎだろとか どうやったらあんな綺麗な肌になれるんだろうとか 思っていた 「ぇと………今日からご主人様の身の回りを世話する事になりました……由香です……よろしくお願いします」 由香は一礼しました 緊張していました 「よろしくね 僕は麗……」 麗は由香に微笑んだ 麗は 綺麗な金髪に 茶色の瞳 白い肌 すらりとのびた脚 身長も高い そしてなんとも言い難いオーラがある 「田中ありがとうね。下がっていいよ」 麗は田中にいい 「失礼しました」 一礼し由香の肩に手を軽くを置いて「頑張って下さいね」と小声で優しくいいました 「はい」 といい由香は田中に一礼し麗にも一礼してから部屋の中に入り ドア(扉)が自動で閉まりました おぉ……秘密基地…… 馬鹿なことを考える由香……… 「珍しいかい?」 麗が由香に話しかけた 「え?あ!はい!」 いかなり話し掛けられたので由香は慌てた 「そうか……… これから君は僕の許可がなければそこの扉からは出られないよ」 麗が由香にゆっくり近づきながらそのような事を言った
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