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「う…、ん…」
「Good morning,honey…?」
スンリが目を覚ましたのは既に後処理をしてもらい、ベッドに寝かせられた後だった。
スンリは覗き込んできたスンヒョンに軽く唇を寄せて、そっと微笑んだ。
「Good morning,darling…」
「ごめん、大丈夫か?」
「平気。こっちこそごめんなさい、重かったでしょ?」
「全然平気だよ。」
そう言ってスンリを抱き締めスンヒョンも横になると、スンリが首筋に顔を埋めてきた。
「どうした?」
「ん…なんか、まだ甘い匂いがする気がして…」
「お前のココに匂いが染みついたんじゃないか…?」
そう言ってスンヒョンがスンリのお尻をいやらしい手つきで撫で上げると、スンリは思わず声を上げた。
「ひぁ…っ!ば、バカぁっ!」
「はは、悪い悪い」
「もう…寝よ?」
「そうだな…」
2人は見つめ合い、
口付けを一つ。
「おやすみなさい、ヒョン…」
「おやすみ、可愛いスンリ…」
わずかに白みかけた月だけが抱き合いながら眠る2人を見ていた。
(あと、今夜は耳栓をはめてぐっすりのヨンベ)
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