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「貴方ここで・・主もろとも死んで!」
そう言った黒玲奈はもはや正気じゃないというのを玲奈は解っていた。だが、蒼太は黒玲奈を見て身体が震え、動けずにいた・・
「マジかよ・・こんな奴がさっきまで一緒にいたのか、・・身体まるでロボットみたいに固なって動かない・・・」
「!?蒼太様!」
「えっ?」
「死になさい、蒼太~!!!!」
「あっ僕殺された・・絶対に・・短い時間だったけど玲奈さん・・楽しかったよ・・」
ぶしゅう!!!
「ぐはっ!!」
ドサっ
蒼太は自分が刺されたと思っていた。だけど刺されたのは玲奈である、蒼太を守るために、身代わりになったのだ!
「れ・・なさん?嘘だろ!ふざけるなよ。起きてよ、玲奈さん!なぁ!」
「ふんっ玲奈、貴方から先に死に来るなんてね、まぁこれで、蒼太もすぐに殺れるわ!ふふふふ」
「くっ黒玲奈ー!!」
「いいわ、その目、憎しみ、悲しみ、絶望をしたその目、私は貴方がその目をするたびにますますやり甲斐と言うものがでて来ます。」
「お前、過去の自分に恥ずかしいとはおもはないのか?」
「過去の自分に、何故そう思うのかしら?」
「自分の命と引きかえに義大さん、玲奈さんを助けたんだろう?」
「何でこんなふうに、玲奈さんを・・・」
「なっ!何を言い出すの、!私は・・・私は!!うっ!うあぁ!」
「過去を思いだせ、自分に謝れ!!」
「うあぁ、黙れ黙れ!」
ナイフを持ち、黒玲奈は蒼太に向って走り出し、襲いかかる!
「くっ!」
蒼太は覚悟した・・今度こそ終わりだなと思い・・・
「なっ!」
「やめよう・・玲奈、僕が悪かったよね・・・僕があの時ボールを取りにさえ行かなければ、肉体さえ変わらなければ、君が生きていて、僕が本当は死んでるのに・・苦しみを解るのに」
「なっあっくっ!」
「でもね、今回の一件でどうやら君と僕は、要約あの三年前に変わった肉体も元どおりだよ・・」
「えっ?」
蒼太はさっきから玲奈が何をいっているのか解らなかった。」
「義大・・・」
「玲奈、要約会えたね・・」
「私は貴方に酷い事を・・許されない事を。」
「良いんだよ、でもこの身体は君の身体だ。一番苦しいのは君だよ・・」
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