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「あの?何でそんな事聞かれるんです?」
玲奈は苦笑いをしながらいう・・蒼太は玲奈から目を逸しながら何かを言いたそうに口をモグモグしてる。
「それは・・あれだよ・・・その何ていうのかな・・えと・・・ああもう何にもないよ!」
玲奈はどうしたんだろうか?と言う表情で、蒼太はそのまま部屋から出て走っていった。
「ああもう、僕は何でこんなにも勇気がないんだ・・クソ。」
「お困りのようだね?若者よ!」
「はっ!?」
蒼太はビックリして誰と叫び周りを見渡す。
「何処をみている?上じゃよ!」
「なっはぁ~」
「ふふ、ビックリした?」
「なっ貴方は玲奈さん!?・・嘘だろ・・何で生きてるの?てか何で年寄り風に?まさかオバケ?」
蒼太は頭の中が混乱している・・・まぁ、そりゃあ混乱する・・
「いや、あのまず落ち着いて、」
「なっこれが落ち着いて居られますか!?玲奈さーん、うんムグ」
蒼太は金縛りに合うかの様に身体固くなる。
「よけいな事しないでね。」
「ムグムグ(わかったから動かせて!)ぷは・・・危うく三途の川を渡りそうだったよ・・・」
「ごめんね・・・」
「気にしませんが何故貴方がここに、あの時消えたんじゃ?」
玲奈は悲しげに語る
「確かに一度消えたんだけど、何故か私だけが消えなかったのよね~。」
「それって未練があったからじゃ?」
「私的に言うと未練じゃないわね・・・」
玲奈は渋い顔になる・・
「では何故?」
「解らない・・ただ今言えるのは、貴方の事が心配かな。・・貴方私に恋してるでしょう?」
玲奈は顔がニヤニヤしながら言う・・・
「はぁ、何で知ってるんですか?」
「そりゃああれから一部始終みてるからね・・まぁ、義大は気付かないみたいだけど・・・・ 」
「まぁ、あの人は玲奈さんの分まで幸せになるというて居ますからね。」
「まぁ、私の身体だから無理はしないで欲しいけどね。だけど貴方相当霊力強いのね、私が見えるなんて、まさかこっちが呼んでるのに気付く何て思いもしなかったわ・・」
蒼太はまずこう思った・・貴方がいる時点でこっちはビックリさせられてるのに何を良いだすだこいつはと・・・
「で、僕にどうしろと、貴方は」
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