13人が本棚に入れています
本棚に追加
「いや、特にアーダコーダよ!みたいに命令とかしないから大丈夫!」
玲奈はふんと自信たっぷりにこっちに親指をたてグードといった、不安だよ~と蒼太は心の中で自分の知ってる玲奈と全然キャラが違うくて悲しさも出て来ている!
「う~う何だ、あれか、僕は呪われてるのか!」
「ムカ!失礼ね、呪ってるわけないでしょう!取り付いてるだけよ。」
「一緒でしょうが!呪われてるのと取り付いてるは大体一緒でしょう!意味は。」
「貴方勉強出来るんでしょう!意味は解ってないの?全然違うわよ!」
「ウムム!!!」
「シャアア!!」
二人「はぁ、」
「取りあえず、付くのは解りました、で何が心残りなのか分からないのに彷徨うのは嫌でしょうし、とにかく、玲奈さんが貴方だから、肉体の玲奈さんの名前変えましょう、ややこしいから」
「ピキ!ややこしいから、名前変えるのっておかしいでしょう!」
「少しは文句言うの遠慮して下さい!こっちだって言い分を通させて!」
「・・解ったわよ、で名前を変える何て言うぐらいだから何て名前に?」
「そうですね、上が奏崎だから、奈美香はいかがでしょうか?」
「奈美香ね~まぁニックネームだし良いかな!」
「取りあえず、暫くは幽霊の貴方は奈美香で、肉体の貴方は玲奈さんで、・・・義大(肉体の玲奈)さんは肉体の玲奈さんは最近まで元気がないのは知ってたんですか ?
「知ってるわよ・・義大の元にもいたからね・・」
「奈美香さん・・・貴方未練が無いって言うてましたけど、もしかして義大さんの心配をしてここに居るのでは?」
「かもしれない、だけど・・・多分それは違うのかも知れない。」
「何故ですか?」
「元幼馴染みなのに心配したら義大に失礼でしょう。」
奈美香はニコニコと笑いながらいう。
「確かに、そうですね。・・あの今思ったんですが、取り付くのは、僕にではなく、玲奈さんに出来ないんですか?」
「無理だったわ・・拒否反応がでたの・・・うっかり成仏しちゃうところだったわ・・」
「(そのまましてくれても大丈夫なのに!)」
「今、何かさらっと心の中で言うたわよね!」
「いえ、何の事でしょうか?」
「・・・まぁいいわ、じゃっまたね!」
「どこに行くんですか?」
最初のコメントを投稿しよう!