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秋の川で、願うこと・・(蒼太編)
10月16日金曜日、岸澤家は秋を満喫するために旅行にいった。その一昨日、午前10時・・岸澤庭・・
「旅行に行こう!」
蒼太と玲奈は顔を合わせて、首を傾げる
二人「旅行?」
「二人ではもって言うではないわ!」
「しかし、当主様、良く考えて下さい。今まで旅行に行くなんて全然ありませんよ?」
「・・・・」
「それに爺さん、僕も爺さんからそんな旅行何て言う言葉初めて聞いた気がする・・」
「ごふっお前達私をイジメて楽しいか?」
「うん」
「私は別に・・」
「蒼太今お前うんといわなかったか?」
「気のせいだよ!」
「まぁいい・・でっ出発は明日の朝の9時半にここを出る・・行くところは、三重県の鈴川に行くぞ!」
「はぁ~・・三重県にいくの!」
「そうだぞ・・」
「しかし当主様・・何故三重県に?」
「いった時に解るよ・・」
「・・・・」
「じゃあ、私は自分の屋敷に帰る・・蒼太、お前はお父さんには内緒だぞ?」
「解った・・・」
「玲奈、後は頼む・・」
「はい、」
「爺さん・・」
その夜・・・
「玲奈さん・・」
「どうしました?」
「あのさ・・明日ね・・何の日か知ってる?」
「うん?明日は、大安ですね・・良い事があるかも!」
玲奈はニコニコと笑う・・蒼太は呆れて何もいえなかった・・
「あの前の玲奈さんの事件から5ヵ月が経ち今要約平和が来た・・なのに今度は爺さんが珍しい事に旅行か・・・」
「うん?何をいうてるんですか?」
「あっ嫌何もいうてないよ・・・」
「では、私は部屋で寝ますね。」
「うん。じゃああしたね!」
「はい!」
「玲奈さん、明日はね、僕のおばぁちゃんの命日なんだ。」
次の日・・・
「(天気は快晴そして今僕らは、新幹線に乗り、三重県に向う。)」
「どうした?蒼太・・元気を出しなさい!」
「今何時だと思うの?明10時だよ・・」
「だからこそ元気をだせ!」
「まぁ当主様朝何ですから怒らないで・・」
「確かに・まぁ、取りあえず、テントも用意したし晩ご飯の方はメイド達に任せたし・・安全面も考慮してSPも用意した」
「どんだけ人を」
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