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「屋敷から神坂高等学園まで、30分もあるのに!!それを、いつも歩いて通ってたの!!」
「玲奈さん、凄いなぁ。」
「うっそんな、尊敬のまなざしを向けられると反論出来ないじゃないですか・・・」
「だって、本当にすごいんだよ・・僕は、余り歩いたりした事もなくて、引きこもりだから・・」
そして、15分後・・・
「坊ちゃん、学校に着きました。」
「うん、有り難う。」
玲奈は運転手に挨拶するまぁ、まさか自分もリムジンに乗るとは思ってもみなかったからだ!
「すみません、私まで乗せてもらいまして・・有り難うございます。」
「いえいえ、気にしないで下さい。さぁ、坊ちゃんがまっていらっしゃいますよ」
「有り難うございます」
そう玲奈が言うと、運転手は軽く手お振り見送った・・・
「では、行きましょうか?」
玲奈は優しい声で、蒼太に声を掛ける。
蒼太は、少し緊張していたのか、やや顔色が悪い。
「玲奈さん、少し向こうで、紅茶入れてもらえる?」
「はい、では少しまってもらえますか?」
「うん。」
玲奈は早速紅茶の葉を取り出し、テーブルの上で準備をする!
「久し振りのせいかな?こんなに、緊張するのは・・」
「(蒼太君はどうやら・・緊張してるんだ、どんな紅茶が良いかな?)」
「蒼太様・・紅茶はミルクティーで良いですか?」
「うん、それで良いよ・・」
「はい。」
そして、いよいよ入学式が始まった、まずは校長先生の祝詞、その後は新入生代表の子が誓いの言葉、校歌を歌い、ここまでは良かった・・しかし次が問題である!
「続いては、本校に新たに新設された、メイド教育委員会による、お祝いの言葉です。」
「皆さん、本校にご入学おめでとうございます!今年から新設されたメイド教育委員会は主とメイドの信頼関係をより良いものにするため新設されました、今年入ってきた方の中にはメイドの服をきている方はそのメイドの勉強をするため、服はメイドの服で来るようになりました・・長々と申し訳ありませんが、ご入学おめでとうございます!」
「知らなかった、私の高校がいつの間にこんなメイドとか通えるように・・・」
「あら、誰かと思えば玲奈じゃないの?」
「玲佳!?」
「2ヵ月ぶりね・・」
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