●運命のであい

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「すいませんιι 助けてくれてありがとうございますιι」 今度は安心したら涙が…ιι 情けない……。 「うわぁっ!!!泣かんといてや~。 俺どうしたらええんιι  とりあえず……。はい。」  めっちゃ、たじたじし始めたその人は僕にキレイなハンカチを渡してくれた。 「可愛え顔が台無しやで!!ヤスコちゃん!! ヤスコちゃんって…ιι 「ありがとう。 でも僕ヤスコちゃうよ…。」 「あれ!?本間に? さっきの人がヤスコちゃんっていってたから、てっきり名前やとおもったわιι」 男の子なんにヤスコっておかしいと思ったんや(笑)!! って笑いながらいってくる。 この人めっちゃええ人やんか!! 「僕、安田章大っていうんや。 本間に助かったわ。 名前なんていうん?」 「俺の名前?」 「おん!!」 「俺の名前は…。」 その瞬間強い風がふいて 彼の髪が風に揺れた。 顔を隠していた前髪がのいて 彼の顔がはっきり見えた。 「椿純。」 僕の前に立っている美少年は 椿純くんと言うらしい。
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