731人が本棚に入れています
本棚に追加
「すいませんιι
助けてくれてありがとうございますιι」
今度は安心したら涙が…ιι
情けない……。
「うわぁっ!!!泣かんといてや~。
俺どうしたらええんιι
とりあえず……。はい。」
めっちゃ、たじたじし始めたその人は僕にキレイなハンカチを渡してくれた。
「可愛え顔が台無しやで!!ヤスコちゃん!!
ヤスコちゃんって…ιι
「ありがとう。
でも僕ヤスコちゃうよ…。」
「あれ!?本間に?
さっきの人がヤスコちゃんっていってたから、てっきり名前やとおもったわιι」
男の子なんにヤスコっておかしいと思ったんや(笑)!!
って笑いながらいってくる。
この人めっちゃええ人やんか!!
「僕、安田章大っていうんや。
本間に助かったわ。
名前なんていうん?」
「俺の名前?」
「おん!!」
「俺の名前は…。」
その瞬間強い風がふいて
彼の髪が風に揺れた。
顔を隠していた前髪がのいて
彼の顔がはっきり見えた。
「椿純。」
僕の前に立っている美少年は
椿純くんと言うらしい。
最初のコメントを投稿しよう!