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「ごめんなぁ章大君ιι」
椿君の家にあがらせてもらって少し落ち着いたら裕さんが謝ってきた。
「全然大丈夫ですよ!!!気にせんでくださいιι
それに椿君の家によれてうれしいし。」
あんまり家に帰りたくなかったし…。
「兄さん。安田君のお兄さんとどういう関係なん?」
それや!!!
僕もそれが聞きたかったんや!!!
そう思って裕さんの顔をみたら
真っ赤かや…。
色白だからめっちゃ目立つわ。
「兄さん…きもぃ」
「椿君!!!」
ボソッと言っちゃいかんことを口にする椿君。
気持ちはわかるけど、みなまで言ったらあかんやろ…。
「ヒナちゃんはなぁ…。」
まったく動じない裕さん。
椿家って…強いな…。
ヒナちゃんっていうのが兄ちゃんのことみたいや。
「ヒナちゃんは俺の初恋の人やねん/////」
「そうなんですか。」
……………………………?
思わず相づちうってしもうたけど…。
“初恋”
って言ったん?
『えーーー!!!』
声を揃えて驚く僕と椿君。
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