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自分のデスクに戻ると、夏樹が話し掛けてきた。 私にビビりすぎだと言った同僚が。 「優菜、相変わらず目合わせないよね。」 「だって苦手なんだもん…。」 夏樹は一部始終を見ていたようで、顔がニヤニヤしていた。 彼女は小林夏樹。 しっかり者で人懐っこくて、正義感が強い。 おまけに美人。 私とは正反対。 本当に羨ましいと思う。 でもこんな正反対の私達だけど、なぜか昔から仲が良かった。 .
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