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旦那は離婚の話をするものだと思って来たようですが、会話のほとんどは父親の説教でした。
簡潔に言うと
「お前達は我慢が足りない。
結婚している自覚が足りない。」
旦那は顔を真っ赤にして、小便でも我慢しているような顔で聞いていました。
今思い出しても気味が悪い顔です。
最後に母親が
「本当は離婚を待ってる相手がいるんじゃないの?」
と聞きました。
旦那は
「いません」
と答えました。
これは私も何度か聞いた問です。
しかし、さすがに流産した嫁を尻目に不倫し、更にそれを隠すなど最低過ぎる。
旦那をそこまでクズだと思いたくないため、愚かにも信じていました。
実家での話し合いは義母も大変だろうし、一ヶ月間普段通り生活して答えを出すことになりました。
旦那は既に離婚を言い放った立場なので、父親が「娘を頼みます」と頭を下げていました。
私は複雑な心境になりました。
離婚は迷っているけど、不倫するような人間に父が頭を下げるのが嫌です。
父親的には離婚はして欲しくないためと分かるのでまた複雑です。
旦那が何を思ったか分かりませんが、一様承諾し私達はアパートへ戻ります。
実家に滞在した期間は6日間でした。
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