①始まり

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部室に入ると数名の人……はいなくて、畳の上で漫画を読みながら寝転がっている一名がいた… 「椎……。部室で漫画を読むのは止めなさい」 「えー…別にいいじゃんー。顧問の先生いなくなったしぃー」 可愛い系に入る容姿の男は視線は漫画のまま、湊君の注意を受け流し口を尖らせながら言う 「顧問の先生がいなくなったので、今日新しい顧問の先生が来ると言っていたでしょう?」 「えー…」 椎は、湊君の話を聞きしんだそうに顔をあげると僕と目が合った 「……………」 何故か固まった男に僕は焦りだす 「えっ…ちょっ…だっ大丈夫!?」
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