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「ハイ。怪我した足見せテ…」
「はい!」
僕が花瓶が当たった所を見せると知貴さんは固まった…
(さん付けなのは保健医だから……)
あっ青あざになってる…
と思っている僕に対して
ヤバい…な……
コレで手出したらダメだとかホント地獄だよネ…
と思っている知貴さん
着物なので余計にはだけてしまう足に気づかない僕
「……とりアエず…湿布だネ」
と言うと知貴さんは湿布を貼ってくれた
「そー言えばどーして着物着てるの?ナンカ着物っていっ…………難しいよネ~」
「えーとですね~。僕、お茶の先生なので着物着てるんです…。父にお茶をたてる時は、着物でねって言われてるのもありますけど」
微笑みながら答える音弥を見た知貴は顔を少し赤らめた
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