②保健医

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「ハイ。怪我した足見せテ…」 「はい!」 僕が花瓶が当たった所を見せると知貴さんは固まった… (さん付けなのは保健医だから……) あっ青あざになってる… と思っている僕に対して ヤバい…な…… コレで手出したらダメだとかホント地獄だよネ… と思っている知貴さん 着物なので余計にはだけてしまう足に気づかない僕 「……とりアエず…湿布だネ」 と言うと知貴さんは湿布を貼ってくれた 「そー言えばどーして着物着てるの?ナンカ着物っていっ…………難しいよネ~」 「えーとですね~。僕、お茶の先生なので着物着てるんです…。父にお茶をたてる時は、着物でねって言われてるのもありますけど」 微笑みながら答える音弥を見た知貴は顔を少し赤らめた
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