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しばらくたち
僕は妙に思った事を口に出す
「あの……怪我した所は膝の下なんですが……なんで膝上……?」
「ん~?念の為ダヨ~」
そうか…
念か…
保健医の人って優しいな
って………
「ちょー!!!!どこまでするんですか!!!!」
「も~照れ屋サンだネ~」
知貴さんの手は
僕の太ももの少し上ぐらいに置かれている
着物なので少し開いただけでも足が丸見え状態に…
「もっもう大丈夫ですから…!!ありがとうございました!!!!」
椅子から立ち上がり僕は保健室をでようとドアを開け廊下へ最初の一歩を…
「僕と遊ばナい?」
「へっ?」
踏めずに保健室に無理やり引き戻された
「……遊ぶって何するんですか……?」
僕が腕を掴まれたままおずおず聞くと知貴さんはフフフと微笑んだかと思えば…
目の前に知貴さんの顔が…
………とっ知貴さんプチ瞬間移動…?
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